全国での活動報告

全国での活動報告


エコ・クッキングナビゲーターさんの活動報告
こんなエコ活動、しています!


日ごろから、エコ・クッキングやエコスタイルに取り組んでいらっしゃるエコ・クッキングナビゲーターさんたちは、どんなレシピを考えているの?そしてどんな活動をされているのでしょうか。ご応募いただいたなかから、今月は太田亜紀さんの取り組んでいらっしゃるエコ活動についてご紹介します。



インタビュー


編集部:太田さんは、美容(スキンケア)とエコ・クッキングの関連に気づき、活動していらっしゃるそうです。お肌のケアとエコ・クッキング…ちょっと異色な組み合わせに感じますが、どんな関係があるのでしょうか?

太田さん:エコ・クッキングでは「買い物」「調理」「片づけ」が、大きなポイントとなっていますが、これをそのままお肌のお手入れに置き換えることができると考えています。

■買い物化粧品を買うとき、在庫はないか、流行に流されて買っていないか、安いからと買いすぎていないかを考えます。

■調理調理=お手入れと考えています。化粧品が、肌に合ったものであるか、また今の肌の状態に必要なものであるのか考えながらケアします。すると次から次へと基礎化粧品を購入することを防止できます。また、きちんとした食生活は美容の基本ですから、旬のものをおいしく食べることも大切です。そして食べるものが旬のものであるかを見極めることもエコ・クッキングにつながると思います。

■片づけ きちんと化粧品を使いきることも大切ですし、水を汚さずゴミを減らすエコ・クッキングのアイデアではいろいろなところで応用できます。このように考えてくると、スキンケアのポイントのひとつ一つが、エコ・クッキングと関連してくる気がします。


編集部:具体的にどのような活動をされているのですか?

太田さん:お肌の土台を作ることの大切さを伝えるため、予防美容セミナーやお肌のお手入れ会などをしています。そのなかのひとつに「ママのための ほっとタイム」(通称「ママほっと」)という活動があります。これは、子育てをしているお母さんや、子育てを終えたお母さんが集い、わたしたち施術者が、フェイシャルトリートメントやアロマトリートメントなどを行うものです。ママの疲れを取るのと同時に「気持ちよかった」と実感してもらえることで、子どもや旦那さま、パートナーに対しても「ふれあう」ことによる気持ちよさを、より伝えられると思います。ママたちから「お手入れをしたいけど、子どものことで精一杯だし、どうしていいかわからない!」という方の声を多く聞きますが、シンプルなケアをするだけで、未来のお肌の健康を作りだせます。実際にお手入れを続けている方たちから評判は、とてもいいです。
トリートメントの施術と同時に、スキンケアアドバイスなども行っています。また、ご近所の方々を招いて開催することにより、地域情報、子育て情報も交換しあえて、コミュニケーションの輪も広がって、一石二鳥です!

編集部:肌に合う化粧品を使うことに、エコ・クッキングのどんなアイデアが生かせるのか教えてください。

太田さん:スキンケアの基本は、土台を作ることが大切。流行に踊らされた商品選びをするのではなく、自分の肌に合ったものや方法を知っていることで、自分の肌(土台)がしっかり作られます。そうすると、「肌にあう=土台ができる」ことになり、結果として肌が健康になってきます。肌が健康であれば、いろんな化粧品をあれこれ買わなくても十分だということを、自分の肌で実感できます。
また、お手入れの中で大切なことのひとつに「保湿ケア」があります。人間の体が水分約60〜70%で成り立っているので、日々のケアの中で化粧水をしっかり使うことと同時に、その水分が逃げないようにフタをすることを伝えています。

■しっかりと水分を与え、肌の水分保持すること=上手にスキンケアして無駄を減らす
■手持ちの化粧品を無駄なく使いきる=水を汚さない

などともリンクしていて、非常に身近なトピックでもあり、これも一つのエコ活動だとわたしは思っています。

編集部:スキンケア講座中に具体的にどんな話をされているのか教えてください。

太田さん:基礎ケアの重要性と、手持ちの化粧品を最大限に使いこなすこと、を伝えています。次から次へと新製品を買わないこと、安いからといって、まとめ買いしないことなども伝えています。古くなってしまった化粧品も捨てず、顔に使わなくても、体には使えるアドバイスなどをし、最大限に使いきるようにお話しています。
それをわかりやすく伝えるために、まず身近なトマトの話を、小学生向けのエコ・クッキングノートを見せながらお話をしています。旬のトマトと、季節はずれのトマト、この生産にかかるエネルギーの違いは10倍にもなる…。食品にまつわるエネルギーの話は、絵や数字となって表れているから、非常に理解が早いです。そこから化粧品についての話をしています。化粧品も、温室育ちではありませんが、人件費や研究費、運搬費に原料費といったエネルギーが沢山使われてでき上がっています。ただ使うだけでなく、「意識して無駄なく使うこと」を伝えるようにしています。

編集部:スキンケアがエコにつながるという考え方は、エコスタイル的な考え方かと思います。スキンケア以外でも、太田さんが普段心がけてらっしゃるエコスタイルはありますか?

太田さん:五感を活かすことです。「五感を活かすこと=エコスタイル」に自然と繋がっていると思います。
たとえば旬を意識することで、季節感を味わうこと、素材の味を知ることなどができますね。きれいな色だな、とか、触り心地はどうかな、といった具合です。五感が閉じているとなかなかそう感じることができず、日々の生活がすさんだものになりがち…。
また、普段から、マイボトルを使い、無駄にペットボトルの飲料を買わないことや、マイバッグを持ってでかけることを心がけています。印刷に失敗した紙なども裏返してメモに使います。また、買い物ひとつするにしても、できる限りメモに書いて、同じものが家にないか考えてからするようにしています。

編集部:毎日の暮らしのなかで、どのくらいエコ・クッキングを取り入れていらっしゃいますか?また、具体的にはどんなエコ・クッキングを意識していらっしゃいますか?

太田さん:「エコ・クッキング」のホームページにあるエコの技は、ほぼ全部取り組んでいるのではないかと自負しています。というのも、両親が常にエコ・クッキングを取り入れてきていた家庭環境だったため、それをそのまま引き継いでいる形になります。
炎を使って料理するすばらしさは、「五感を使える」ということだと思います。炎を見れば火力を確かめることもできますし、何をしたら危険になるかもわかります。とくに、雑穀や発酵食品を食べるなど、日本古来の食生活が見直されてきている昨今、祖先はみな炎を使って料理し、コミュニケーションをとってきたと思いをはせてもいい時期ではないでしょうか。
それにプラスして特に意識していることは、水の使い方です。油汚れや余り物を排水口に流すと、流してしまえば見えなくなりますが、海や川をひどく汚してしまいます。「水を大切にする」のは、ちょっとした意識でできること。毎日コツコツ取り組んでいきたいです。

編集部:エコ・クッキングとスキンケア、どちらも女性の毎日には欠かせないこと。太田さん、ありがとうございました。さらなるご活躍を期待しています。